「頭のなかで思考がグルグルする」と表現される方がいます。
そのときは、「思考A」と「思考B」の選択肢があって、どちらをとっても
自分の望むようにならない結果を生んだり、思考Aは思考Bを生み出し、
また思考Bは思考Aを生みということを延々と繰り返しています。
それがグルグル・・・
ご本人はさぞつらいと思います。
こういう地獄から抜け出す道はただ一つ、シンプルにそういう思考の枠組みを
やめることです。
ただ、やめること、です。
ところが、こればっかりやっていると、麻薬のようにやめられない。
それ以外の考え方が浮かばない。
思考の選択肢が少ない。
思考の選択肢が少ないとき、人は希望を打ち砕かれ、死に至ることがあります。
本当はこの日本ではどんな生き方をしても、餓死することはないのに、
本人はそれしか思いつかなくなってしまう。
ですから、問題を作っているのは単に「自分の思考の枠組み」ということが
よくあります。
本当は問題なんてないんだと思います。
何かを受け入れない思考の枠組みだから、問題があなたに迫ってくる。
ですから、「思考がグルグルする」ときは、自分が何かに抵抗していると思ったほうが
解決が早いです。
解決はそのレベルにはありません。
違う「思考の枠組み」にあります。
それをただ見つけて、受け入れればいいのです。
このときホッとするでしょう。
そして一番強いのは、「問題を経験している自分を楽しむこと」です。
最近のにしきのコメントには、「ネガティブな状況を楽しんでいるのですね」
というのがあります。ちょっと失礼なコメントですが、そうとしか思えないことも
あるのです。
だって、本人は「やめたい」というのに、全然やめない。
本人はクセだといいます。
でも本当に嫌なことは、人間、やらないと思います。
問題を繰り返し経験する方は、きっとその問題をじっくり味わいたいのでしょう。
ですから、「悩むことを楽しみたいのですね」というコメントになってきたりします。
「自分は悩みたいんだ!」
いいじゃないですか。
悩んでください。
しかし、そこから脱却するには、シンプルに「悩む」という行動をしなければいいのです。
ただ、やらない。やめる。
「やらない」というパワーにはすごいものがあります。
ポジティブな思考をしたいのですか?
では、シンプルにネガティブな思考をしないでください。
「でも」はなしでお願いします(笑)。
「でも」と言う方は、きっと「ネガティブ思考」に魅力を感じているのです。
いいじゃないですか。
あなたの生き方ですから。
魅力の感じるものを追求すれば。
ネガティブさを楽しめたら、怖いものなんてないです。
皮肉じゃないです、これ。
人生、楽しいですよ。きっと。
ぜひ!
↓ 楽しむって大切だね
やらないほうがいいこと
「やらないほうがいいこと」ってたくさんあるね。
解説なしで列挙します。
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あなたのいる場所は「悪い場所」だと思うこと。
願望を持つとき、「○○がないから欲しい、必要だ」と思うこと。
外部の出来事ばかりに目を向けること。
自分の内側の状態に注意しないこと。
原因ばかり気にすること。
過去にとらわれること。
今にいないこと。
「自分はうまくいってない」と思うこと。
「○○が絶対叶え!」と執着すること。
「変わらなくちゃ」と強迫神経症のように自分に押しつけること。
「ありのままの自分ではいけない」と思うこと。
焦ること。
「満足したら終わり」と思うこと。
人生に対して緊張すること。
将来を不安に思うこと。
恐れること。
同じ場所・状態にとどまろうとすること。
他人の目を気にして生きること。
考えすぎること。
行動しないこと。
義務感で行動すること。
人生に対して深刻になること。
悩むこと。
自分をおとしめること。
謙虚すぎること。
自分の欠点探しをすること。
「自分にはいいところがない」と思うこと。
自分の思考で自分を縛ること。
自分の可能性を否定すること。
「人生は厳しい」と思うこと。
「いいことがあれば悪いことがある」と思うこと。
自尊心が低いこと。
「自分は答えを知らない」と思うこと。
「正解は外側にある」と思うこと。
本を読んで知識を得れば、人生はよくなると思うこと。
自分を破壊する信念を持つこと。
自分のなかにネガティブな思考や感情を持ち続けること。
自分のなかのネガティブな思考や感情を目の敵にすること。
現状に文句を言うこと。
さまざまな人や考え方があるのを許容できないこと。
ジャッジすること。
独力でなんとかしなくてはと思うこと。
周りの人は「敵」だと思うこと。
人生は生存競争だと思うこと。
比べること。
他人を気にすること。
他人の意見や評価に左右されること。
他人や出来事を変えようとすること。
自分が変わらないこと。
頑張ること。
混乱すること。
自分を信じられないこと。
「・・・しないと大変なことになる」と思うこと。
エゴを消し去ろうとすること。
自分にも他人にも厳しいこと。
取り残されたと思うこと。
願望実現に思考で抵抗すること。
他人中心に生きること。
自分らしく生きていないこと。
願いを持たないこと。
優越感を持つこと。
劣等感を持つこと。
罪悪感を持つこと。
自分の現実を誰かのせいにすること。
「自分は犠牲者だ」と思うこと。
自分には今の生き方しかないと思うこと。
ハートを閉ざすこと。
苦しむこと。
目的なく生きること。
自分が「神」の一部であるのを忘れること。
「世界は恐ろしい場所」だと思うこと。
他人の好意を受け取らないこと。
無感動であること。
八方美人であること。
自分のなかの「闇」を隠すこと。
「重いエネルギー」であること。
なんでも「当然だ」と思うこと。
呼吸が浅いこと。
水を飲まないこと。
・・・・・きりないですね。
「心配しないで。うまくいくから」
にしきが初めてスピリットからもらった言葉は、
「だいじょうぶ。心配しないで。うまくいくから」
実際にこのメッセージをくれたのは、にしきのガイドスピリットです。
にしきがスピリチュアル初期に何かに悩んでいると、この言葉が
左耳のほうから聞こえてきました。
女性の声で、自分の思考とは違う内容だったので、すぐにわかりました。
この声を聞いたとき、にしきはまず体から力が抜けるほど、ホッとしました。
だいじょうぶなんだ、と思って、すごく安心したのです。
(実際、いつもメッセージどおり、うまくいきました)
このメッセージを聞き、いつもうまくいくので、にしきは自分が守られているのを
感じました。
セミナーで集客が思わしくないとき、イベントで人が集まらないとき、
もっと本を売らなきゃと思ったとき・・・
声は聞こえてきました。
「だいじょうぶ。心配しないで。うまくいくから」
そして実際、お客さんは集まるし、本もいいかんじに売れたのです。
きっとガイドたちがうまく立ち回ってくれたのですね。
こうして、「自分は守られている」「うまくいく」という感覚を強めたら、
それ以降はガイドスピリットの声はあまり聞こえなくなりました。
意外なときに聞こえたりはしましたが。
心配をしなくなったら、直接的な声は途絶えました。
これは個人的な経験かと思ったら、山川紘矢さんもにしきと同じく
初めて受け取ったのは、「心配しないで」だったそうです。
(『輪廻転生を信じると人生が変わる』)
ガイドたちからすると、僕らは心配しすぎなのですね。
なので、にしきも皆さんに言います。
ただ僕ら個人にスピリットが言った言葉ではないように思うからです。
「だいじょうぶ。心配しないで。うまくいくから」
皆さんはいかなるときもうまくいっているのです。
そりゃ短期的に見たらそう思えないときもあるだろうけれど、
実際は中長期的には絶対うまくいっている。
だから心配しないで、リラックスしていればいいのです。
キリストだって「あすのことを思い煩うなかれ」と言っていますよね。
明日を気にするのではなく、「今」をしっかり生きる。
それが大切です。
ちなみに、「大丈夫」って「立派な男子」のことで、
実はブッダのことを差すそうですよ。
「だいじょうぶ」って言うと安心しますよね。
それは「ブッダ」と言うのと同じだからです。
ブッダの波動で癒されるのです。
もう一度言います。
「だいじょうぶ。心配しないで。うまくいくから」
すべてはうまくいっています。
一見うまくいっていないことも、実はいいことなのです。
あなたが学んで悟るためのステップなのです。
だから、人生の態度で一番いいのは子どものように無邪気であることです。
子どもはそんなに悩んでいないでしょ?
それでいいんです。
僕らは邪気があって、「ああしよう、こうしよう、ああなったらいいな、こうなったら
いいな」なんて余計なことを考えます。
邪気のない子どもは、そんなこと考えません。
「だいじょうぶ。心配しないで。うまくいくから」
これで人生すべてうまくいきますよ。
悩んでいるなと思ったら自分に言ってあげてください。
道が開けるはずですよ。